ほいくのひと手帖

No.22

申し込み・手続き

あなたの点数は何点?「保活スタートガイド」の使い方【鹿児島市版】

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CHAPTER 01

あなたの点数は何点?「保活スタートガイド」の使い方【鹿児島市版】

「保活スタートガイド」では、最大6つの質問で、鹿児島市の点数の目安と内訳を約3分で確認できます。

「うちは何点? この点数なら入れる?」と気になりますよね。ただし、結果は市の公式判定や入園の合否予測ではありません。申込み前に、必要書類や次に確認することを整理するために使ってください。

点数の目安を確認する →

気になるところから読む

1|このツールで「入れるか」まで分かりますか?

分かるのは、点数の目安とその内訳、申込みへ向けて次に確認することです。
入園の可否までは分かりません。

鹿児島市では、希望者が受入れ可能な人数を上回ったとき、保育を必要とする理由や家庭の状況を点数化して利用調整を行います。

保活スタートガイドは、令和9年度(2027年4月〜2028年3月)に対応しています。2027年3月までの入所は令和8年度として区別し、希望する年・月に合わせて、次の内容を整理します。

  • 点数の目安と内訳

  • 希望する年月に合う年度と年齢クラス

  • 家庭の状況に応じた確認ポイント

  • 申込みまでのおおまかな流れ

  • 必要書類の目安

実際の利用調整は、同じ園・同じ年齢クラスに申し込む方の状況、園の受入れ人数、同点者の調整項目などによって変わります。
表示された点数だけで、内定するかどうかは判断できません。

令和9年度対応の保活スタートガイドで分かること:年度・点数・準備・必要書類

2|入力前に、どこを確認すれば迷いませんか?

子どもの生年月日、利用開始日の働き方、勤務先で決められている通常の勤務時間が分かれば入力できます!

子どもの生年月日は「日」まで選びます

現在のツールでは、生まれ年・月・日を選びます。
4月1日生まれと4月2日生まれでは年齢クラスが異なるため、日まで確認してください。

育休中は、利用開始日に復職するなら「就労中」です

いまの状態ではなく、子どもが保育園へ通い始める日の状態を選びます。
育休から元の職場へ復帰する予定なら「就労中」、入園と同時に新しい仕事を始める場合は「新たに就労開始予定(育休復帰とは別)」です。

新たに仕事を始める予定の方は、原則として、その保護者の勤務時間に応じた基本点数から1点を引いて計算します。育休から元の職場へ戻る場合とは扱いが異なるため、実際の状況に合う項目を選んでください。(令和9年度申込案内28ページ・備考4)

育休などから復帰する方は、その保護者の理由・勤務時間を選んだあと、本人の復帰区分も確認します。保護者1・2の回答はそれぞれ別です。同じ区分の復帰加算は世帯で1回だけ計算します。働き始める予定の仕事と、元の仕事への復帰は分けて選びましょう。

育児のための時短勤務は、通常の勤務時間で考えます

育児短時間勤務制度を利用している場合は、時短後ではなく、就業規則などで決まっている通常の勤務時間を選びます。雇用契約自体を短い時間へ変更する場合とは扱いが異なるため、勤務先の就労証明書を確認してください。

月の勤務時間には、休憩時間も含めます

鹿児島市の利用調整基準では、所定就労時間は休憩時間を含めて考えます。
1週間の勤務時間しか分からないときは、次の式が目安です。

1週間の勤務時間 × 52週 ÷ 12か月

働き方の例

月の目安

選ぶ項目

9時〜18時・週5日

約195時間

月180時間以上

9時〜17時・週5日

約173時間

月150〜180時間未満

9時〜16時・週5日

約152時間

月150〜180時間未満

9時〜15時・週5日

約130時間

月120〜150時間未満

申込み前には、勤務先が作成した就労証明書の内容を確認してください。

元担当者のひとこと

市役所の窓口でも、「時短にしたら点数が下がりますよね」と聞かれることがよくありました。
でも、安心してください!鹿児島市では、育児のための短時間勤務なら、通常時の勤務時間で計算され、点数は下がらず不利になりません!

育休・時短勤務・月の勤務時間で迷いやすい3つのポイント

3|6つの質問は、どの順番で答えますか?

家庭の状況から入所希望時期まで、画面に沿って順番に選びます。

  1. 家庭の状況:両親と子ども、または、ひとり親と子ども

  2. 子どもの生年月日:年・月・日まで選び、希望年度の年齢クラスを確認

  3. 保護者1の保育を必要とする理由:理由・勤務時間を選び、復帰する方は本人の復帰区分も確認

  4. 保護者2の保育を必要とする理由:保護者1と同じように本人の状況を回答。ひとり親世帯では表示されません

  5. 主な調整項目:きょうだいの利用状況など、当てはまるものを選択

  6. 入所を希望する時期:希望する年・月を選択。対象年度・年齢クラス・書類の案内が切り替わります

6つの質問:保護者ごとの理由と復帰区分、希望する年・月まで確認

4|結果の点数と書類は、どう読めばいいですか?

対象年度と点数の内訳を確認し、その下の必要書類と様式リンクへ進みましょう。結果は市の公式判定や、入園できる確率ではありません。

  1. 点数・内訳・対象年度。希望年月と、保護者ごとの理由・加算が自分の状況に合っているか確認します。

  2. 「要確認」の理由。復帰区分が分からない、特別な事情があるなど、数値を確定できない場合は確認事項を読み、市へ相談します。

  3. これからの準備。受付期間の確認、勤務先への依頼、園見学など、次にすることを確認します。

  4. 保護者ごとの必要書類。「保護者1・2」は入力した順番です。同じ書類名でも、該当するそれぞれの分を用意します。「該当する方」は自分に当てはまるかを確認し、「市へ確認」は取得する前に提出要否を聞きましょう。

  5. 様式リンクと提出前の確認。書類名やPDF・Excel・Wordのリンクから市の様式を開けます。保護者疾病用と介護・看護を受ける方用の診断書は別です。勤務先や学校が発行する書類には、市の専用様式がないものもあります。

令和9年度の申込みでは令和9年度用の申込書を使い、就労証明書・診断書等は2026年10月19日以降の証明日が必要です。随時期の発行からの対象期間も市の案内で確認してください。

理由・加算を変えたら、書類の一覧も見直しましょう。「入力し直す」で最初から回答し直せます。ツールへの回答だけでは、入所の申込みは完了しません。

点数を計算せず書類・枚数・頼む相手を整理したい方は、入園準備ガイドの「わが家の場合」も使えます。

結果の5つの見方:点数と年度、要確認の理由、準備、保護者ごとの書類、様式リンク

5|点数が分かったら、次に何を確認しますか?

次の一歩は、「例年、何点くらいで入園できたか」を聞いてみることです。

鹿児島市の窓口では、園ごと・クラスごとに教えてもらえます。ほとんどの園も把握しているので、見学や電話のときに園へ聞くこともできます。

※市の窓口や園で聞けることは、僕が鹿児島市で保育行政を担当していたときの経験をもとにした説明です。

聞くときに伝えることや、そのまま使える聞き方は、No.54にまとめています。

例年の点数の聞き方・聞いたあとの進め方を読む →

鹿児島市へ確認すること

  • ツールで選んだ内容が、自分の状況と合っているか

  • 希望する園・年齢クラスで、例年何点くらいで入れたか

  • 点数の数え方と必要書類

  • 希望する入所時期の申込期限

正式な点数は、提出書類をもとに鹿児島市が判断します。

鹿児島市 こども未来局 保育幼稚園課
電話:099-216-1258

園見学で確認すること

  • 希望する年齢クラスは、例年何点くらいの方が入園しているか

  • 送迎のしやすさ、開所時間、慣らし保育

  • 先生と子どもの関わり、園の雰囲気

今回のまとめ

  • 最大6つの質問で、点数の目安を約3分で確認できる

  • 結果は鹿児島市の公式判定や合否予測ではない

  • 子どもの生年月日は「日」まで、働き方は利用開始日の状態で答える

  • 所定就労時間は休憩時間を含めて考える

  • 点数が分かったら、「例年何点くらいで入れたか」を市の窓口か園に聞いてみる

点数は、保活を考えるための材料の一つです。
まず自分の状況を整理し、見学で園の空気を確かめ、正式な手続きは鹿児島市へ確認して進めてください。

参考にした公表資料

鹿児島市「保育所等の申し込み方法」
鹿児島市「令和9年度鹿児島市認可保育所等利用申込案内」
鹿児島市「就労証明書の様式(PDF)」 / 記入例(PDF)
制度確認日:2026年10月25日

ツールの動作確認

ほいくのひと「保活スタートガイド」
画面確認日:2026年10月25日

著者:上木 寿人
元鹿児島市役所職員。約20年勤務し、うち約5年は保育行政を担当。
保育園入所事務、保活相談、施設監査、保育施設との調整などの経験をもとに、鹿児島市で初めて保活をする方にも分かる言葉で制度を解説しています。

更新確認:2026年10月28日(No.54への案内と、市・園で聞けること、就労開始予定の点数の説明を更新)

ほかの手帖記事を読む →2027年4月の入園準備
ガイドで、次にすることを見る →

園見学・職場見学

実際に行って、
自分の目で確かめてみませんか?

子どもを預ける場所として、働く場所として。
園の空気や先生たちの表情を、自分の目で確かめてください。

園の紹介・公式サイトを見る →

見学のご相談は、各園の公式サイト・お電話から。
入園のための見学か、職場見学かを伝えるとスムーズです。