CHAPTER 01
保育園・幼稚園・認定こども園、どう違う?わが家の通い方を考えるガイド
園の名前だけで選ぼうとせず、「子どもの年齢」「必要な時間」「申込先」の3つで整理すると、わが家の選択肢が見えてきます。
保育園、幼稚園、認定こども園。名前は聞いたことがあっても、自分の子がどう通うのかは分かりにくいですよね。
ここでは、鹿児島市で園を探すときの入口をまとめます。どの種類が優れているかを決めるものではありません。実際の過ごし方や受入れ条件は、一つひとつの園で確認していきましょう。
子どもの生年月日と、送迎に必要な時間を含めて考えるのが出発点です。
仕事が終わる時刻と、園へ迎えに着く時刻は同じではありません。「朝は何時に預けたいか」「夕方は何時に迎えに行けるか」を、家族の予定に重ねてみてください。
そのうえで、候補の園に同じ質問をすると整理しやすくなります。
この生年月日の子は、希望する時期から利用できますか?
必要な曜日・時間に利用できますか?
申込みは、園と市のどちらへ、いつ行いますか?
年齢と時間は大まかな目安です。受け入れる月齢、募集枠、利用できる時間帯は園ごとに確認します。
仕事などで家庭での保育が難しい場合に、生活と遊びを通した保育・教育を受ける施設です。
年齢:0歳から就学前。受入れ開始の月齢は園によります。
時間:認定に応じて最長8時間または11時間の枠。実際に必要な時間を確認します。
申込先:鹿児島市。
聞いておきたいこと:送迎時間、延長保育、毎日の持ち物や費用。
主に満3歳から就学前の子どもが教育を受ける施設です。保護者の就労は、入園の必須条件ではありません。
年齢:満3歳からが基本。満3歳児の受入れや入園時期は園へ確認します。
時間:教育時間は1日4時間が標準。前後に預かり保育を行う園もあります。
申込先:園へ直接。
聞いておきたいこと:預かり保育の時間、長期休みの対応、利用条件と費用。
「仕事をしているから幼稚園は選べない」とは限りません。預かり保育を含めた時間が、家庭の生活に合うかを確かめます。
幼稚園と保育園の両方の役割を持つ施設です。同じ園の中に、教育利用と保育利用という通い方があります。
年齢:教育利用は満3歳から。保育利用は0歳からの園も、満3歳からの園もあります。
時間:教育利用は4時間が標準。保育利用は認定に応じて最長8時間または11時間の枠。
申込先:教育利用は園、保育利用は鹿児島市。
聞いておきたいこと:わが家が利用できる通い方、時間、募集時期。
少人数で保育を行う施設です。就学前まで同じ施設へ通う仕組みとは異なり、卒園後の通い先も一緒に考えます。
年齢:原則0〜2歳児。
時間:認定に応じて最長8時間または11時間の枠。
申込先:鹿児島市。
聞いておきたいこと:卒園後の連携施設、進路の相談時期と手続き。
認可保育園とは別の制度で運営される施設です。「認可外」という名前だけで、園での関わりや家庭との相性を判断することはできません。
年齢:施設ごとに異なります。
時間:施設ごとに異なります。
申込先:施設へ直接。
聞いておきたいこと:受入れ条件、保育時間、料金、契約内容。
企業主導型には、勤務先との関係による枠や、地域の子どもが利用する枠があります。利用できる枠と、必要な認定・書類を施設へ確認してください。施設への入園申込みとは別に、市で認定の手続きが必要な場合もあります。
園を利用するための区分の名前です。まずは「教育利用」と「保育利用」の違いが分かれば大丈夫です。

1号は満3歳以上の教育利用。保育が必要な家庭の保育利用は、満3歳以上が2号、満3歳未満が3号です。
保育が必要な理由は仕事だけではありません。妊娠・出産、病気、介護、求職活動などの状況を市が確認します。「2号はフルタイムの人だけ」と覚える必要はありません。
また、認定された8時間・11時間は、誰でも毎日その時間いっぱい預けるという意味ではありません。勤務や通勤などに必要な時間と、園の設定した時間帯を確認します。
同じ園種でも、利用できる時間、休み、費用、子どもとの関わり方は異なります。

料金は「保育料」だけでなく、給食、用品、行事、延長・預かり保育なども含めて聞くと生活を想像しやすくなります。無償化や補助には対象・条件・手続きがあるため、「無料と聞いたから費用はかからない」と決めずに確認しましょう。
園への聞き方は、たとえばこんな形です。
「子どもは○年○月生まれで、○月から、平日の○時〜○時に利用したいと考えています。この園では、どんな通い方がありますか?」
条件が合うかだけでなく、話してみて安心できたことや、もう少し聞きたいこともメモしておきましょう。
ここまで読んで、園の名前と通い方を少し分けて考えられたら十分です。すべての用語を覚えてから見学する必要はありません。
認可施設の種類をもう少し詳しく知りたい方は、鹿児島市の認可保育施設の種類もご覧ください。
制度・申込情報の確認日:2026年9月13日。対象は鹿児島市です。制度や日程、園ごとの受入れは変わることがあります。実際の申込みでは、希望する年度の案内と園の情報を確認してください。
上木 寿人
元鹿児島市役所職員。約20年勤務し、うち約5年は保育行政を担当しました。子どもにも先生にも、ぴったりの園との出会いを目指して、保活と園選びを分かりやすい言葉でお伝えしています。
園見学・職場見学
実際に行って、
自分の目で確かめてみませんか?
子どもを預ける場所として、働く場所として。
園の空気や先生たちの表情を、自分の目で確かめてください。
園の紹介・公式サイトを見る →
見学のご相談は、各園の公式サイト・お電話から。
入園のための見学か、職場見学かを伝えるとスムーズです。